サイディング塗装でタイル調の風合いを残すことは出来る?
窯業系サイディングが人気の理由として、豊富な柄があります。
その中にはタイル調やレンガ調などの実物に近い風合いを出している柄があります。
しかし、サイディングは塗装するとその風合いが消えてしまうという話を聞いたことがあるかもしれません。
本当にサイディングを塗装するとタイル調の風合いを残すことは出来ないのでしょうか?
●クリア塗装であればタイル調を残すことが出来ます。
●再現工法でタイル調を復活させることも可能です。
タイル調を残す「クリア塗装」
塗装してもタイル調を残す方法があります。
それはクリア塗装することです。
クリア塗装とはその名の通りクリア、無色透明の塗料で塗装することです。
透明であれば、サイディングボードの本来の柄や色を消すことなく耐久性を保たせる塗装を施せるのです。
しかし、クリア塗装が出来ない場合もあります。
それは、劣化が激しい場合です。
塗膜が劣化し外壁を触ると白い粉が手につく、コーキング現象が起きている外壁にクリア塗装をしてしまうと、白ボケしたような仕上がりになってしまいます。
また、ひび割れが発生していると、補修を行った部分が透明の塗料では隠せないので見えてしまいます。
クリア塗装をするのであれば、劣化前に早めの塗装が必要となります。
タイル調を復活させる「再現工法」
劣化が激しくクリア塗装が出来ない場合は、今の柄を残すことは出来ませんが「再現工法」によって再現することは可能です。
下塗りの後に、まずタイル調の目地となる色で全体を塗装します。
その後、表面部分となる違う色で目地部分に塗料が付かないように短毛のローラーを使って塗るのです。
2色を毛の長さが違うローラーとサイディングボードの柄の凹凸を利用して塗る事でタイル調の風合いを再現することが可能です。
最後にクリア塗装を施すなら耐久性をさらに強めます。
この方法は手間がかかるので、全ての塗装業者が出来るわけではありません。
塗装業者に再現工法が出来るか確認してみましょう。
まとめ
一般的な色付きの塗料で塗装をすると、タイル調のサイディングボードは、その風合いが無くなってしまいます。
タイル調の風合いを残すためには無色透明のクリア塗装をしましょう。
しかし、クリア塗装は劣化すると補修したとしてもその跡が見えてしまうので、劣化前に早めの塗装をするようにしましょう。
また、クリア塗装が出来ないもののタイル調の風合いを活かしたいのであれば、再現工法を利用する方法があります。
再現工法は全ての塗装業者が出来るわけではありませんし、コストも高くなるかもしれないので、見積もりを取る前に再現工法が出来るか確認してください。