サイディングを塗装する時の注意点とは?
モルタル外壁が一般的だった日本も、今では新築の8割以上がサイディングを使用されています。
そのため、サイディングの塗装によるリフォームも増えてきました。
モルタル外壁とは違う、サイディングを塗装する時の注意点を知っておきましょう。
●サイディングの種類に応じた塗装をしなければ施工不良を起こします。
●サイディングボードだけでなく目地の補修を忘れずにしましょう。
塗ればいいだけの塗装は無意味!
サイディングには窯業系・金属系・木質系・樹脂系と4つの種類があります。
それぞれ特性が違い、特性を活かした塗装や、注意すべき点が異なってきます。
例えば、金属系であれば窯業系に比べ錆が発生しやすいので塗装の際に防錆塗装を施す必要があります。
また、柄が豊富な窯業系であれば、柄を活かしたクリア塗装など選択肢も異なります。
これら、4つの種類に加え、サイディングボードの表面加工の種類も塗装に影響を及ぼします。
その中には、フッ素加工や無機加工など汚れが付きにくい特性があるため塗料も密着し辛い難付着サイディングという種類もあります。
サイディングの種類だけでなく塗料にも特性があり耐久性が異なります。
それぞれの種類を把握せずに、ただ塗ればいいという塗装では、塗料が本来もつ効果を発揮できず施工不良を起こしてしまうでしょう。
目地の補修が出来ていなければ塗装しても無意味!
外壁そのものに目が向いて、サイディングボードの劣化ばかり気にする人もいますが、サイディング外壁の場合、忘れてはいけないのは、目地部分です。
モルタル外壁にはない、ボードの継ぎ目部分となる目地の劣化状況は外壁に大きな影響を与えます。
目地部分のコーキングがひび割れていたり劣化していたりすると、どんなにサイディングボードを塗装しても、そこから雨水が染み込んでしまうので、内側から腐食してしまったり、雨漏りを起こしてしまったりしてしまいます。
むしろ、サイディングよりコーキングの劣化の方が3〜5年と早いため、早めの補修が必要ですし、サイディング塗装の目安となる10年前後では、コーキングの打ち替えも必要となります。
まとめ
サイディングボードには種類があり、表面加工の種類も様々です。
加えて塗料にもグレードや種類がいくつもあります。
そのため、それぞれに適応した種類や方法で塗装しなければ施工不良を起こしてしまうので注意が必要です。
また、サイディング塗装が無駄にならないためには、目地のコーキング部分の劣化具合にも注意を払うようにしましょう。
場合によってはコーキング部分のみの補修を行う必要がありますし、塗装と同時にコーキングの打ち替えを検討する必要もあります。
サイディング外壁全体の補修を意識して良い塗装計画を立てて下さい。