モルタル外壁とサイディング外壁では塗装費用や工程は違うの?
住宅の外壁材には、モルタルやサイディング、タイル、レンガなどの材料が使われています。
日本の住宅に多いモルタルやサイディングは定期的な塗装によって耐久性を保ちます。
外壁材を決める点で、見た目だけでなく、どちらがメンテナンス費を抑えられるかという点を比較材料にされる方は多いのではないでしょうか?
では、モルタル外壁とサイディング外壁の塗装費用や工事工程にはどんな違いがあるのでしょうか?
●塗装費の違いはサイディング目地のコーキング分です。
●サイディングの方が品質は良く耐久性が高いものが多いですが、メンテナンス費も高くなる傾向があります。
サイディングは目地補修が大事
モルタル外壁とサイディング外壁の大きな違いといえば、目地部分です。
サイディングはボードを貼り合わせて構成された外壁なので、継ぎ目の目地があります。
そこに弾力性のあるコーキング材を流し入れてあるため、塗装の際にはその部分の補修も必要です。
コーキング補修分の15〜20万円程モルタルよりサイディングの方が高くなります。
また、モルタルは継ぎ目がないので一回で広い面積を塗装できる吹き付けによる塗装が出来ますが、サイディングは基本ローラーでの塗装になるので、工事期間の時短も図れません。
サイディングはメンテナンス費が高くなる可能性が!?
基本的にモルタルもサイディングも塗り替え周期は同じぐらいですし、工程もほとんど同じです。
費用と同じく、サイディングにはコーティング部分の補修が追加されるという点が差になります。
しかし、根本的な耐久性に違いはあります。
サイディングは工場生産でモルタルに比べ安定した耐久性を期待出来ます。
またモルタルはサイディングに比べ材質的にヒビが入りやすいです。
コーキング分サイディングの方が塗装費は高くなっても、モルタルでヒビの補修頻度が多いと、費用的にはそれほど差はなくなるかもしれません。
むしろ、モルタルにヒビが入った場合はコーキング材で補修して、再度塗装するだけで補修できますが、サイディングの場合はヒビが入ったり、反りが起きたりしてしまうと、場合によっては塗装では補修できず張替えになってしまう可能性もあります。
張替えとなると、塗装に比べ倍近い費用になってしまうのです。
サイディングボードは工場生産で安定した耐久性を期待できますが、劣化の度合いによってはメンテナンス費が高くなる傾向もあります。
まとめ
モルタル外壁とサイディング外壁の大きな違いといえば、サイディングボードをつなぐ目地部分です。
この部分があることで補修費用や回数はサイディングの方が増えるかもしれません。
しかし、基本的には、塗装費用は塗料のグレードによるので、サイディングとモルタルでの大きな差はないと言えるでしょう。
ただ、外壁材そのものの耐久性としてモルタルはヒビが入りやすいというデメリットもあります。
ヒビの補修はモルタルの方が比較的簡単に出来るとはいえ、回数が多いと費用もかさばります。
メンテナンスの点だけでなく柄など、どちらにもメリット・デメリットがあるので、よく比較してみて下さい。